2017年度理事長所信 第59代理事長 小田 博

基本理念

勇 往 邁 進

スローガン

~気概と覚悟をもって失敗を懼れず、突き進め!!~

はじめに
  1958年に泉大津青年会議所は日本で150番目の青年会議所として、この地に誕生いたしました。個人の修練、社会への奉仕、世界との友情を三大信条として、泉大津市・忠岡町の健全な発展に貢献することを目的として立ち上がった若者の運動はこのまちを愛し、まちの為にご尽力いただいた先輩方の弛まぬ努力、そして私たちの運動にご理解、ご賛同をいただきました皆様にお力添えを賜り、59年目を迎えることが出来ました。

心から敬意と感謝を申し上げます。

  青年会議所運動には「ひとづくり」が深く関係しています。良いまちをつくるには良い人財が必要なのです。そのためにもまずは我々が己を律し、会員一人ひとりが失敗を懼れず挑戦心を抱き、率先して地域に根付いた青年会議所運動に取り組まなければなりません。「修練」・「奉仕」・「友情」の三信条を規範とし「ひとづくり」「まちづくり」運動に会員一人ひとりが真剣に気概と覚悟をもって取り組むことで「明るい豊かな社会の創造」に繋がるのです。泉大津青年会議所59年目の一歩を全員で高い志を持って踏み出してまいります。

本質を考える戦略的な会員拡大と新入会員の育成
  全国的に青年会議所メンバーが毎年減少しています。この事実に目を背けてはいけません。勿論、景気の動向や対象年齢の絶対数が減少している事も事実です。我々泉大津青年会議所においても、ここ3年以内に入会したメンバーが半数を占め、今日まで泉大津青年会議所の根幹を支えてきたメンバーの多くが残り2年で卒業いたします。そこで会員拡大は最重要課題であり必ずやり遂げないといけません。組織改革などシステム変更を考え、本年は会員拡大特別委員会を作り、拡大戦略会議を行います。
  会員拡大で一番大切なのはメンバーの意識改革です。我々が自信を持って青年会議所への入会を薦めることが出来ているのでしょうか。青年会議所の本質を学ばずして拡大はありえません。一生懸命青年会議所運動を発信し、自ら考え経験することで初めて本質を得られるものであり、表面を覗いていても知ることはできません。もう一度青年会議所の本質を学び、JAYCEEとしての魅力を存分に発揮し、自らの言葉で力強い会員拡大を出来るように致します。
  また、入会すると同時に未来を担う人材育成をしなければいけません。青年会議所には人として成長するための機会がたくさんあります。しかし参加しなければ何も得ることはできません。新入会員が事業に参加しやすい環境づくりを提供し、青年会議所運動を理解してもらう事が大切です。
  メンバーの意識を前向きに変革することで共に行動する仲間を増やし、会員育成をする事が青年会議所運動の原動力となります。誰かがやってくれるのではなく、メンバー全員が足並みをそろえて会員拡大・会員育成に取り組む事が大切です。共に活動できる仲間を想い、情熱を集結させ、これからの未来を切り拓いてまいります。

信頼される組織づくりと円滑なる運動の発信
  「組織」とは共通の目的を持ち、役割分担やルールに従って動き、より効率的に共通の組織目標を達成することを通じて、各々の成り立つ成果を達成するための集団をいいます。総務運営をなくしては組織を維持することは困難であります。組織が目標達成の為に、徹底したルールと組織のシステムが効率的になっているかどうかが重要な本質であり、それが価値ある組織、そして信頼される組織へと繋がります。また、公益社団法人としてJC活動の基盤となる財務・規則面の健全化を図りながら組織や事業の透明性、開示性を明確にし、公益性を示していくことが必要です。
  価値ある組織、そして信頼される組織であるためには、私たちの運動を地域に広く発信し、更にはメンバー一人ひとりが意識をもって伝えていくことが重要であります。LOMの要として、メンバーを支え、青年会議所の魅力をより多く発信していくためにも組織全体の意思疎通を常に図り、私たちの運動を伝えていくことが大切です。

地域の未来を導くために
  2014年12月に日本政府が「まち・ひと・しごと創生総合戦略」を閣議決定し、国や自治体が地方創生の進むべき方向を示す羅針盤が策定されました。地方経済の現状は地域間でばらつきがあり、地域ごとの生活実態に合わせた住民本位の方策が必要であると考えます。まずは泉大津市・忠岡町の歴史、文化を見つめなおし、地域の魅力や課題を再認識し、様々な課題に対して、解決策を生み出さなければなりません。人と人がつながる仕組みを構築し、ネットワークを広げる事により、互いの持っている考えや色々な視点から新鮮な意見が出るような機会をつくり、知識や経験を共有することで地域の進むべき方向性を探求することが必要です。
  泉大津青年会議所として、泉大津市・忠岡町のために何をどう組み合わせれば、地域が活性し、地域に住む人たちがより心豊かな生活を送れるかどうかを考え、運動の発信に邁進してまいります。

未来の人材育成
  私たちは明るい豊かな未来を目指して行動する団体です。しかし10年先、20年先の未来でまちづくりの主役となるのは私たちではありません。その時に主役となる世代の子供たちに今私たちができる事は何でしょうか。昨今の子供たちを取りまく環境は高度な情報社会の発展と共に大きく変化しています。しかし、子供たちが変化したわけではないのです。子供たちの心は今も昔もスポンジのように何でも吸収する、純粋なままなのです。
  良きも悪きも全て吸収してしまうからこそ、私たちの世代が子供たちの道徳心に関心を持ち、その環境を整えなくてはなりません。子供たちは無限の可能性を持っています。無限の可能性を最大限に広げるために学校教育だけではなく、様々な体験を通じて多様な価値観に触れる機会を作り出すことが必要であると考えます。多様な価値観に触れることは物事を多角的にとらえる能力の向上や相手の考え方を認め、互いの想いを尊重し合う対人関係の構築にもつながります。大きく変動している現代社会を「生き抜く力」を持った人材育成に努めてまいります。

60周年に向けて
  本年59年目の年を迎え、節目の年である60周年を目の前にしております。先輩方が青年として紡いできた「英知」・「勇気」・「情熱」の結晶が泉大津青年会議所の歴史であり、これまでの集大成として60周年を迎えることが出来るのです。より強固な組織として歩みを進めていくためには、58年間の歴史とこれからの歩みが共存できる組織創りをしなければなりません。本年は60周年の準備として、記念事業や式典の計画はもとより、LOM全体の機運を高める地域に根差した、地域に求められる事業を展開していきます。これまでの歴史を紡いできた先輩方に感謝を込めて取り組んでまいります。

出向の意義
  青年会議所は自分たちの地域に向けての運動だけではなく、世界中に組織を広げ様々な運動を行っており、出向先として、国際青年会議所、日本青年会議所、地区協議会、ブロック協議会、泉州地域合同例会プロジェクトチームがあります。勿論、LOMの担いが優先ですが、青年会議所は出向を通じて、出会いや活動の機会が無限に広がりをみせる団体です。出向先で育む同志との友情は、自身のJC活動や人生に彩を添えてくれる生涯の財産となります。
  本年度は泉大津青年会議所から泉州地域合同例会プロジェクトチームに座長を輩出します。泉州地域を先導していく代表のLOMとして全力で座長をサポートしていく所存です。
  出向する会員は泉大津青年会議所を代表しているという自覚を持ち、出向先で得た学びや気づきをLOMに持ち帰り、LOMに残るメンバーは出向者に対する敬意を表し、労いや気遣いを忘れることなくサポートすることで泉大津青年会議所全体がより強固な組織となり密度の高い運動の発信ができるのです。

最後に
  私は青年会議所運動を発信する上でまちづくりの前にひとづくりがあると考えます。良いまちを創るには良い人財が多くいるからこそ成せることなのだと考えます。青年会議所運動に失敗はありません。成功の反対は失敗ではなく、何もしないことなのです。失敗を懼れず挑戦心を抱き、率先して地域に根付いた青年会議所運動を発信してください。
  青年会議所という場所で共に魂を磨き、同じ想いの「仲間」と様々な活動を通じ、同じ困難に立ち向かうことで魂を磨き上げられたあなたは本当にすべきことが見つかります。そして、現実から目を背けない確固たる信念を持った、自分と出会うことが何よりも大事であります。20代、30代に何をしたかで40代以降の人生が決まります。JCでの様々な出会いと機会を通して新しい可能性を切り拓き、企業や地域のリーダーとして、より魅力のある大きな人財に成長し、より良い豊かな社会を築くために邁進してまいります。

基本方針
  1.本質を考え、戦略的に全員で取り組む会員拡大と新入会員の育成
  2.公益社団法人として信頼される組織づくりと円滑なる運動の発信
  3.地域の方向性を考え、未来を導くまちづくり運動
  4.未来の人材育成につながる青少年育成運動
  5.創立60周年に向けて機運を高める地域に根差した、地域に求められる事業展開

公益社団法人泉大津青年会議所

 第59代理事長  小 田 博