2018年度理事長所信 第60代理事長 川西 佳慶

基本理念

報 本 反 始

スローガン

~我々が地域のリーダーとなる~

  本年、泉大津青年会議所は創立六十周年を迎える節目の年となります。今まで積み上げてこられた諸先輩の功績と、長年にわたりご協力いただいております各種団体の皆様に、まずもって心からの敬意と感謝を申し上げます。
  60年という歳月は人間で喩えれば還暦にあたり、暦が還るということから「再び生まれたときに還る」、つまり第二の人生へと旅立つという意味があるそうです。我々、泉大津青年会議所も第二のステージへ進むため、原点に立ち返り、恩に報い、決意を新たにする1年にしなければならないと考えています。

  現在は様々なボランティアや奉仕活動を行う団体が増えるなか、JCしかない時代からJCもある時代へと変わりました。その上、青年会議所は多岐にわたる事業を行う性質上、特定の分野で特化している団体に専門性という観点から、後れをとっているということは否定できません。
  それでは青年会議所の存在意義はどこにあるのでしょうか。20代から30代と仕事やプライベート等、人生においてもっとも忙しいこの時期に青年会議所運動を行う意義を見出していくことが必要だと考えます。

青年会議所の存在意義とは
  青年会議所に入会する際、「まちづくりをしたい」という考えで入会をした人は少ないと思います。私も含め多数が「友人を増やしたい」「見識を広げたい」「仕事につながれば」などの個の目的で入会したのではないかと思われます。しかし青年会議所運動を行うなかで意識が変わり、卒業をする頃にはまちのことを考えることのできる、公(おおやけ)の目的を持った人間へと成長できているのです。入会した当初の目的と入会してからの目的が変わるということは、まさに考え方が変わり、生き方が変わるということです。このことこそが青年会議所のもっとも大きな魅力だと感じています。現に青年会議所運動を経験された方が各種団体・地域で多くご活躍されていることは周知の事実ではないでしょうか。「まちづくりのための人づくり」それこそが青年会議所の存在意義であると私は考えます。

挑戦する事業展開へ
  「まちづくりのための人づくり」が青年会議所の存在意義であるからこそ、多岐にわたる事業を行うことが重要であると考えます。我々は、まだまだ未熟で未完成なのです。メンバーと共に多くのことに触れ、協力しあい、『挑戦』することが必要です。我々にとって『挑戦』とは自分の思いを形にすることではありません。地域の現状を知り、課題を見つけ、どのようにアプローチをするのかを考え、議論し、行動に移すことが『真の挑戦』であると考えます。そして、多岐にわたる事業を行うことが、我々の視野を広げ、成長するためにもっとも大切なことなのです。新しい事業への挑戦だけでなく、継続して行っている事業においても、始めたころの想いを引き継ぎながら、改めて議論し、より良いものへと進化させていきたいと考えています。我々は変革の能動者として挑戦することを止めず、現状よりも一歩前へという想いを持ち、行動に移していくことが必要だと確信しております。

法人格の検証
  泉大津青年会議所は公益社団法人を取得して5年の月日が流れました。取得してから定款や諸規程・会計方法の変更などの苦労を伴いながらも今日まで歩んできており、メンバー間での公益社団法人への理解や対応も進んでいます。しかし、経験を積んだ今だからこそ、この5年を見つめなおし、公益社団法人格が青年会議所運動の足枷になっていないか、メリットを我々は活かしきれているのかを検証する必要があると考えます。
  泉大津青年会議所はどのような法人格であろうが公(おおやけ)に利益をもたらす団体であることに変わりありません。今まで諸先輩が積み上げられた実績を最大限に活かせるよう検証してまいります。

同志を増やすことがまちのためになる
  この忙しい20代から30代に青年会議所に携わる理由は1つです。それは青年期の我々自身はまだ、未完成であるということです。だからこそ謙虚に前を見て成長を続けるため、多くのことを学び、経験しなければなりません。そうすることで人生の充実期にあたる40代以降の生き方が大きく変わるからです。いわば青年会議所は人生をより良くする通過点なのです。だからこそ修練・奉仕・友情の課題があげられていると考えています。このようなことを経験できる青年会議所であるからこそ、同志を多く集め、一人でも多くの方にさまざまな経験をしてもらうことが重要です。青年会議所の存在意義は「まちづくりのための人づくり」なのです。それゆえに、同志を増やすことこそが最大かつ効果的なまちづくりにつながると信じ、会員拡大へ全力で取り組んでまいります。

最後に
  1958年、泉大津青年会議所は日本で150番目の青年会議所としてこの地に誕生いたしました。明るい豊かなまちづくりを目的に日本JC創設の精神である「新しい日本の再建は我々青年の仕事である」という熱い想いを継承した同志が集まり青年会議所運動がスタートしました。この60年間その想いを絶やすことなく、現在では「これからの地域のリーダーを担うのは我々青年の使命である」と時代に合わせ変化し、引き継がれていると私は感じています。
  六十周年を迎える本年、その原点を肝に銘じ、感謝を忘れず、第二のステージへ『挑戦』していく覚悟です。「まちづくりのための人づくり」という存在意義を実践していくためにも「我々が地域のリーダーとなる」と決意できる1年にしてまいります。

基本方針
  1.感謝の意を伝える六十周年の事業と式典の開催
  2.新たな事業構築の挑戦
  3.個から公への人材育成
  4.法人格の検証
  5.同志を増やす会員拡大

公益社団法人泉大津青年会議所

 第60代理事長  川 西 佳 慶