泉大津青年会議所は直近2 年間において大幅に新入会員の増員に成功しました。しかしながら卒業生も多く、期首会員数は変動しておらず、まだ減少の危機に直面しております。また、会員の大幅な入れ替わりによって経験値の浅い会員が多数所属しているのが現況です。当青年会議所が今後も継続して地域に貢献していくためにも、会員拡大と育成は必要不可欠なことだと考えております。
まずは本年、会員に向けた戦略的研修会議や、地域の青年を集めた異業種交流会を年間を通して開催し、複合的手法による会員拡大を実行します。 指導力育成においても、新入会員の主体性を後押しできる委員会の運営と事業構築につとめます。入会年数や経験値の浅い新入会員を、経験豊富な会員がフォローアップすることで積極性を引き出し、委員会メンバー全体のスキルアップを目指します。
そして、近年不安視されるようになった震災や風災が起こった時に率先して動ける組織の在り方を検討します。自治体とは違う役割は何かを確認し、非常時に地域住民と手を取り合い、助け合うことのできるコミュニティの構築を模索するため、防災をテーマにした事業を実施してまいります。
さらに、本年は豊原国際青年商会と姉妹締結50周年を迎える素晴らしい年となります。我々会員が学びを交換することで、台湾との国際交流をより深いものとし、諸先輩が築き上げてきた友好と信頼関係を継承したいと考えております。その新しい試みとして、協同で事業を計画することで、今後も引き続き国際交流の一助となるよう、友好関係を構築してまいります。
人は一人で行動できることの大きさに限りがあると考えます。志を同じとする仲間が相集い力を合わせることにより、地域は発展し、その志が子供たちに受け継がれるのだと確信しております。泉大津・忠岡地域を主な活動エリアとする我々会員が、率先して地域にコミットした「まちづくりのためのひとづくり」の活動に取り組むことにより、我々自身が地域のリーダーとして成長し、地域住民の皆さまと共に明るい豊かなまちづくりをおこなっていけるのだと思います。諸先輩が創ってきた青年会議所がさらに地域に貢献できる団体として躍進するためにも、会員拡大と指導力育成に特化した当委員会が先頭に立ち、地域のリーダーとなって、さらに一歩踏み出しJC活動に邁進してまいります。
指導力育成・ 会員拡大委員会 委員長
八木 好洋