JCI 公益社団法人泉大津青年会議所

ABOUT US
泉大津青年会議所について

理事長所信

【基本理念】
不撓不屈

【スローガン】
笑顔輝く未来のために
拳掲げて突き進もう

はじめに

泉大津青年会議所は1958年に日本で150番目の青年会議所として創立されました。創立以来長年にわたり、泉大津市・忠岡町の明るい豊かなまちづくりを目指し、様々な事業を展開してまいりました。今日まで志高く、熱き想いを築いてきてくださった諸先輩の弛まぬ努力、そして私たちの運動に対し、ご協力いただきました行政・各種団体の皆様のおかげにより新たな年を迎えることができました。
心から敬意を表するとともに、感謝申し上げます。
本年度の基本理念である「不撓不屈」とは「強い意志を持って、どんな困難や苦労にもひるまず挫けないこと」という意味の言葉であります。私たちの運動は決して容易ではありません。諸先輩が立ち上げ、築き上げてこられた創始の精神や情熱を引継ぎ、何事にも全身全霊で率先して取り組んでまいります。
そして、その志高き想いを次の世代、また次の世代へとしっかりとつなぎ、笑顔輝く未来へと拳を掲げて邁進していく所存です。

未来につなげる継続的な会員拡大

青年会議所が創立されてから現在に至るまで、途切れることなく継続して行われている運動が会員拡大です。私たちがこれからもJC運動を行っていくためにも、会員拡大は必要不可欠です。全国的に青年会議所メンバーが減少傾向にあり、その背景には少子高齢化や事業所の減少など様々な要因が重なっております。
青年会議所では20歳から40歳までと限られた時間の中で、様々な人と出会い、多くの刺激を得ることができます。明るい豊かな社会の実現に向け、志を同じくする仲間とともに、泉大津市・忠岡町の地域に根ざした草の根運動を続けることこそ、会員の拡大につながると考えております。
まずは、会員拡大戦略会議を開催することで、メンバーが減少することへの危機感、拡大の必要性を認識し、当年度のみならず、次年度以降の会員拡大にもつながるよう、メンバー一人ひとりの拡大への意識向上に努めてまいります。そして、異業種交流会を開催することで私たちの運動を広く発信し、共感していただくきっかけにつなげてまいります。
さらに、年間を通して会員拡大を行う中で、強化月間を設置し、候補者とのつながりを見つけ、戦略的な拡大へと取り組んでまいります。会員拡大はメンバー一人ひとりの協力があって成し遂げることができます。一年間を通して全員が同じ志を持ち、会員拡大に向けて取り組めるよう進めてまいります。

信頼につなげる組織づくりと持続可能な運動発信

泉大津青年会議所では、泉大津市・忠岡町において今日まで様々な運 動を展開してまいりましたが、どれだけの方にその運動がJCによるものであると認識していただけているでしょうか。
まずは、青年会議所の魅力をより多くの方々に知っていただけるよう行政と上手く連携し、メディアへの発信を強化するとともに、ホームページやSNSといったあらゆる媒体を使い私たちの運動や取り組みを発信してまいります。そして、より良い組織にするためには何よりも規律が必要不可欠です。当青年会議所の根幹を担う規則、財務面を適正に運用し、法人運営に対して今一度メンバーがその特性を理解することで適正な法人運営に努めてまいります。さらに、近年各団体、企業ではSDGsへの取り組みを進めております。
普段の生活の中でSDGsに結び付いているものが多くあるということをまずはメンバーが把握し、各事業を通じてSDGsの達成に向けて貢献できるような取り組みを進めてまいります。

大人と子供が向き合う明るい社会

いつの時代も子は宝と言われており、次世代を担う子供たちが夢や希望を持てる社会へ導くことが大切だと考えます。
子供たちを取り巻く環境が目まぐるしいスピードで日々変化している中、私たち大人はどれほど子供たちのおかれている環境を理解できているでしょうか。私たちが子供だった時代と今の環境が違うように、これからも大きく変わっていく時代に育つ子供たちが、困難に挫けず、様々な試練を乗り越えられるように、私たち大人が子供たちに寄り添うことで理解を深め、次世代に向けて共に歩んでいくことが必要だと考えます。
まずは、わんぱく相撲泉大津場所を通して子供たちに礼に始まり礼に終わるという言葉の意義や、勝つ喜び、負ける悔しさを感じてもらい、子供たちが思いやりの心を育めるよう努めてまいります。
そして、日常生活の中では経験できない環境の中で、子供たちが自ら考え、学びを分かち合い、仲間とともに失敗を恐れることなく、困難に立ち向かって成し遂げる達成感を味わうことのできる事業を展開してまいります。

助け合う安全安心なまちづくり

近年各地で自然災害による被害が多発し、泉州地域でも一昨年台風により大きな被害に見舞われ、私たちも各種団体とともに協働し、様々な支援に取り組みました。
まずは、メンバー一人ひとりの安全を確保するとともに、被災状況や安否確認を素早く取りまとめ、有事の際にも安全に対応ができる体制を構築してまいります。
そして、犯罪や事件が多様化、多発するいま、全国的に犯罪認知件数自体は減少傾向にありますが、大阪府に着目すると犯罪認知件数は最も多く、泉大津市・忠岡町においても住民の体感治安は決していいものとは言えないのではないでしょうか。
安全安心なまちを目指すためには防犯に対する知識や情報を得ることが自らと自らの家族を守るために必要です。安全安心なまちの実現に向け、私たちが各種団体と地域住民の懸け橋となり、地域住民が防犯に対する意識を 高く持ち、地域のつながりを活かせる事業を展開してまいります。
さらに、メンバー一人ひとりがまちづくりに取り組む意識を持ち、各種団体と力を合わせて活動することで笑顔輝くまちへとつなげてまいります。

より良い組織へと導く人財育成

泉大津青年会議所では近年会員拡大に成功してきたことで、多くの新しいメンバーが入会しました。その反面、ここ数年で経験豊かなメンバーが多数卒業したことにより、入会3年未満のメンバーの割合が増え、経験の浅いメンバーの育成が求められています。
今までは様々なリーダーの背中を見て学び、青年会議所運動の意義やJCならではの教えを、様々な役職を通して知り、学ぶ機会がありました。現在のように在籍年数の短いメンバーが多くなる中、より良い組織作りのためには、今後の泉大津青年会議所を主体的に牽引し行動できる責任意識の強い人財の育成が必要であり、メンバーの資質向上が大切になります。
まずは、メンバー一人ひとりが様々な事業に参加し、私たちが運動している意義を感じることが大切です。仲間とともに困難に立ち向かい、同じ目標達成に向けて取り組むことでより深い絆になると信じております。
そして、私たちの運動を行うためには家族の協力が必要不可欠だと考えます。メンバー間の交流は勿論、家族間での交流を持つことにより、より深い信頼関係の構築へと努めてまいります。
さらに、JCとは何かをプログラムを取り入れることでメンバーが再認識し、活動する意義や知識を得るとともに、地域のリーダーとして率先して行動できる志を育み、今後泉大津青年会議所の未来を担う即戦力となる人財育成に取り組んでまいります。
また、昨年度は大阪ブロック協議会会長を輩出し、多くの出向者が貴重な経験を積むことができました。今後の泉大津青年会議所を担うメンバーと出向で得られた様々な経験と知識を共有し、組織力の更なる向上へとつなげてまいります。

最後に

青年会議所の運動を行うためには「まち」、「ひと」が大きく関係をしています。良いまちづくりを行うためにはより良いひとづくりが必要不可欠です。
一人ひとりの個性を活かし、様々なことに挑戦し続けることが個々の成長につながり、その成長がまちのためになると信じております。メンバー一人ひとりが失敗を恐れるのではなく、強い意志を持ち、支えてくれるメンバーを信じ、私たちの運動に対し共感していただける方々のためにもJCの三信条でもあります修練・奉仕・友情をもって真剣に取り組むことで明るい豊かなまちにつながるのです。
メンバー全員で心を一つにし、一年間力いっぱい歩んでまいります。

基本方針

  1. 1. 未来につなげる継続的な会員拡大
  2. 2. 信頼につなげる組織づくりと持続可能な運動発信
  3. 3. 未来につなげる青少年育成運動
  4. 4. 安全安心につなげるまちづくり運動
  5. 5. より良い組織づくりへの人財育成

公益社団法人泉大津青年会議所
第六十二代理事長 榎並 伸弥

 
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