JCI 公益社団法人泉大津青年会議所

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泉大津青年会議所について

笑顔の響鳴

【基本理念】
笑顔の響鳴

【スローガン】
笑顔が幸せをうみ 幸せが笑顔をひろげる

 

【 はじめに 】

1958年、泉大津青年会議所は泉大津市・忠岡町を明るい豊かなまちにするため創立されました。63年の歴史の間、弛まぬ情熱と行動力をもってJC運動を承継くださり、卒業後も温かい目でご支援、ご協力くださる先輩方に心より敬意と感謝を申し上げます。

そして日頃から私たちの運動にお力添えくださる関係各位の皆さま、JC運動を行ってきた同志の友情に感謝申し上げます。本年度は活動エリアである泉大津市が市制80周年、姉妹締結している台湾豊原國際青年商會が創立55周年をむかえます。新たな節目の年を笑顔で祝福し、今後も友好的な関係を築いてまいります。本年は基本理念を「笑顔の響鳴」と掲げさせていただきました。

笑顔はひとを幸せにする効果があると言われています。幸せを感じると笑顔が自然にうまれます。そんな力をもつ笑顔が心地よい音楽のようにまち全体に響き渡って欲しいという思いを込めました。本年度は、一人でも多くの泉大津市・忠岡町の方々を笑顔にするという思いを念頭にもって、JC運動を展開してまいります。

【 会員の育成と組織力の向上 】

本年度、JCI泉大津は54名でスタートいたします。そのうち約3割が昨年、一昨年に入会した会員です。経験の多い会員が卒業をむかえる一方で、経験の少ない会員が増える今、会員の育成が急務です。Jayceeとしての自覚や責任を伝えることはもちろん、目的をもって入会した会員がその目的を達成することも重要です。入会した理由はそれぞれ異なると思いますが、入会を決めたのは紛れもなく自分の意志です。JCには入会するだけで様々なことに挑戦できる機会が多く存在します。できないかもしれないと考える前に、一度挑戦して欲しいと思います。大変なときもありますが、一人ではなく、困ったときに力になってくれる仲間がいます。そして、やり遂げた先には個人の成長があり、個人の成長は組織の成長につながり、成長は個人や組織に笑顔をもたらすことができると考えます。また、組織力を高めるためにも、入会歴に関係なく参加意欲が沸きやすくJC運動だけでなくビジネスにも活用できる手法を学ぶことができ、JCのことも理解できるJCプログラムを開催します。会員一人ひとりがJCのことを理解し、能動的に参画することで、より良い組織となり、笑顔溢れる魅力的な組織につながると確信しています。

【 認知からつながる会員拡大への挑戦 】

本年度の会員拡大は、従来の方法を引き継ぎながら、認知からつながる会員拡大を目指し、挑戦する一年にします。地域のために活動する団体がJCしかない時代から、JCもある時代になって20年ほどが経過し、現在はJCのことを知らない方々が多くなっているように感じます。まずすべきことは、JCI泉大津が、泉大津市・忠岡町にとって必要である、所属する会員が笑顔であるという良いイメージを一人でも多くの方に発信し、魅力ある団体として認知してもらうことだと考えます。魅力ある団体やひとの周りには自然と多くのひとが集まります。本年度は、「これに行ってみたい」、「おもしろそう」、「だれかに伝えたい」と思ってくださる方が増えるような情報発信に取り組むとともに、まちの方々にとってわかりやすく、ひとを笑顔にすることができる魅力ある事業の実施を目指します。それが「JCって何か良いことやってそう」、「一緒に何かしてみたい」という思いにつながり、ひいては会員拡大につながると確信しています。

【 まちに笑顔が溢れる運動の展開 】

まちづくりはひとづくりです。まちはそこに住み暮らすひとでできています。明るい豊かなまちをつくるためには明るい豊かなひとを増やすことが必要です。JCは明るい豊かなまちの実現を目指す運動を行う団体です。私たちの思いや行動に多くの方が共感し、その共感が広がり響鳴していくことが明るい豊かなまちにつながると確信しています。そのために本年度は「まちに笑顔が溢れる」をテーマとして、ひとの心に響き、共感・響鳴につながる運動を展開します。まずはまちにある課題を考え、その課題を解決するような事業を実施します。そして事業に参加した方が笑顔になり、さらには参加した方が誰かに伝え広がることで、また誰かを笑顔にできる、そんな広がりを見せる事業を実施してまいります。

【 子供の笑顔をうみ出す事業の実施 】

未来のまちは地域の子供たちが今後担っていくことになります。明るい豊かなまちづくりのために、子供たちを笑顔にする事業を考える必要があります。その一つが、JCI泉大津の一大事業であるわんぱく相撲泉大津場所です。継続事業である当事業が、現状に即した内容になっているかを今一度検討してまいります。また2年間実施できなかったことで運営経験がない会員が大半です。円滑に運営する工夫を凝らし、参加者はもちろん、私たち会員にとっても有意義な事業となるよう実施します。もう一つが、無限の可能性をもつ子供たちに、たくさんのひとと関わりをもちながら、様々な体験に挑戦してもらい、体験を通して夢や希望を育み、子供たちに笑顔が溢れる事業を実施してまいります。

【 円滑な組織運営と効果的に魅力を伝え、共感を呼ぶ情報発信 】

この数年で瞬く間にオンライン化が進み、私たちもオンラインで会議を行ったり、事業を発信したりと数々の場面で取り入れることができた一方で、オンラインで行うよりもオフラインで行う方が効果的であるということを実感した場面もありました。特に広報手段としてSNS発信を使用する機会が多くなり、今後効果的に情報発信を行うためには、紙媒体とSNSそれぞれの特性を理解する必要があります。また、特性を理解したうえで、対象者や目的などを考慮し、最も効果的な手法を選択することで、魅力を伝え、共感を呼び、笑顔をうみだせるような情報発信を実施してまいります。

【 創立65周年にむけて 】

JCI泉大津は来年創立65周年という新たな節目をむかえます。創立60周年のとき明るい豊かな泉大津市・忠岡町の実現を目指し掲げた「中長期ビジョン」があります。時代が目まぐるしくかわる今、過去に策定したビジョンと現況にズレがないかを検証します。またこの3年間、事業後に実施したアンケートの結果もふまえ、65周年以降どのような方向に進むのかを考え、新たなスタートに向けて本年度から65周年に向けた準備を進めてまいります。65周年を今までの感謝の気持ちをもって、先輩方とともに笑顔でむかえることができるよう取り組んでまいります。

【 結びに 】

一昨年から発生した新型コロナウイルス感染拡大により、私たちを取り巻く環境が大きく変わり、今までは対面で行うことが当たり前とされていた商談や会議、イベントに加え、オンライン診療など様々な分野でのオンライン化が進み、非対面で行うことが当たり前になるなど、今までの当たり前が当たり前でなくなるということが多くの場で見られるようになりました。環境が変わった今、JCとは、まちによりよい変化をもたらすために率先して行動する団体であるというゆるぎない信念をもちながらも、これまでの価値観やルールにとらわれず、個性を活かしながらも、会員全員が笑顔で、さらに笑顔を響鳴することができる一致団結した組織として運動を展開していく必要があります。また、活動エリアの一つである泉大津市が市制80周年をむかえる本年、会員全員で泉大津市制80周年記念事業に取り組み、今後も地域のために運動を展開するという決意を発信してまいります。本年度JCI泉大津は、63年間の長きにわたり先輩方が築いてくださった歴史や経験、知識をもとに今ある資源を活かし、今後も運動を展開し続けることができる組織づくりに努めます。それが持続可能なJCI泉大津の実現、ひいては持続可能なまちづくりにつながると確信しています。先輩方、関係各位の皆さまにおかれましては、本年度も私たちの運動にご理解・ご協力賜りますようお願い申し上げます。

【基本方針】

1.会員の育成と組織力の強化

2.認知からつながる会員拡大への挑戦

3.まちに笑顔が溢れる運動の展開

4.子供の笑顔をうみ出す運動の実施

5.円滑な組織運営と魅力を伝え響鳴を呼ぶ効果的な情報発信

6.創立65周年に向けた検証と準備

7.全員で取り組む泉大津市制80周年記念事業の実施

公益社団法人泉大津青年会議所
第六十四代理事長 藤原 康穂

 

 
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